枯れた木の上には
いつも
鳩やら雀やらが
集っています
寒いのに
みんな元気だな
冷たい空気の中
自分の呼吸を
ひと息ひと息
感じながら
歩く冬の日
ウランバートル
午前11時50分
本日の最低気温−28度
モンゴルの雀は
日本の子たちよりも
ふくふくしてまあるい
今日うまれてはじめて
ダイヤモンドダストを見ました。
おはようございます!
出勤前の朝7時
快適な寝室から見る
窓の外はまだ薄暗く
静かに積もった雪が
街を白く見せている
さあて、
今週のウランバートルは
最低気温も
最高気温も
マイナスです。
足元を見る
空を見上げる
通り過ぎてく
ひんやり冷たい風が
ぐるりと一周
地球をまわって
再びここに戻ってくるまでに
わたしは
どれだけ
歩けるのだろうか
ウランバートルから北へ2時間
休養地、バヤンボーダル
午前10時
ここも、ついひと月前までは、
青々とした草原だったはず
ようやく黄色く色づいた
木々が一瞬で白く染められている
氷点下の世界へ
9月28日 朝7時
音もなく静かに
ウランバートルの街は白く染まった
初雪だよ!
あきえちゃん あ、あと、お兄ちゃん
お誕生日おめでとう!
ニット帽をかぶって
外へ出た
マフラーもしてくればよかった
手袋も・・・と、すぐに後悔
寒いモンゴルの9月
夏から冬へ
急ぐ季節の変化に
うなだれている
街かどの向日葵
と、いうタイトルで
らくだの家族を
一生懸命描いた
生徒がいましたね。
らくだの目が好きなの
という彼女に200%賛成!
モンゴルの新学期もスタートしました。
ウランバートル近郊
午前9時
しばらくカメラを持ち歩かなかった
モンゴルの夏がいってしまう
そう気づいた時にはもう秋
太陽の光はやわらかく
草の香りをはこぶ風も
つめたくなってきた
ゴビ砂漠にて
午前8時
雲もなく
風もなく
音もなく
乾いた太陽の光が
ものの色を
白く霞ませる
しかくく
切りとることに
迷いをおぼえる
ほど
広い青と緑
みんな空の下にいる
モンゴルの空に
かかった
二重の虹は
しっぽしか
見えなかった
ナーダムの開会式
真夏の日差しのもと
疾走する騎馬隊
馬頭琴の演奏
舞踊る民族衣装の子供たち
の傍らで
出番待ちの彼ら
稲光のあと
大きい粒がばらんばらん
モンゴルでは
雨はうれしいもの
雨と共にきたものは
よいものだから
そう言って
モンゴル人が
誕生日を祝ってくれた
街の真ん中で
街は今
ナーダムで
浮き足立っている
モンゴルの色
もっと感じたい
これは違う気がする
建設途中の街ウランバートル
黄色いクレーンと青い空